モーゼと同じ時代、ギリシャのミネア文明と同じ時代、殷の3500年前のオーパーツとしての龍窯という仮説を立て、その性能の研究に37年間、明け暮れている。
5000年以上前の古代インダス文明のモヘンジョダロ遺跡の都市計画のモデュールとなる統一規格の煉瓦焼成窯や、7500年前の陶芸家のサイン入りハラフ式彩文土器等々の考古学的事実を鑑みるに、地球上には、進化は進化であるけれど、複数の次元が同時並行して存在しているとしか言いようがない。
その現象に宇宙人の存在を設定してみると少しは謎が解けそうな気がする。
言わば、神様に、「永遠に死なない宇宙創造の神様」と、人間よりも遥かに寿命が長いものの、「異次元の高度な文明を持った死ぬ神様=宇宙人」と、神界、霊界の、人間だった存在・・・の多種類の神様が居るということかもしれない。
ある姿の雲が複数、常に頭上に在って、私と家族を乗せた車が走る高速道路上の何十キロもの距離をついてきたことがある。
明らかにUFOの、雲を纏ったものと分かっていて、その意味する内容も分かっているのにこれを受け入れるに生理的乖離が生ずる。言葉での腑に落ちる表現がなかなか無い。
第二次大戦中、アメリカに亡命したアインシュタインはドイツに出し抜かれないように、トルーマン大統領に原爆の製造を進言、オッペンハイマー博士がマンハッタン計画を完遂する。
1945年、長崎、広島に原爆投下、1947年のロズウェルUFO墜落事件後、アインシュタインはトルーマン大統領の特別顧問になる、1952年のホワイトハウス上空UFO乱舞事件でトルーマン大統領にアインシュタインが答えた言葉「攻撃しても無駄だ。科学力が違い過ぎる・・・。」
あるとき古書店で目に止まった2冊の本を購入した。一冊は佐藤愛子氏の「私の遺言」。もう一冊は「神誥記(しんこうき)」(今日の話題社)で、著者はひふみともこさんでまだ若い。
「私の遺言」は、地球に輪廻転生し、卒業を迎えた(と私には思える)一つの魂の「浄霊」の体験記、美輪明宏さんも、若き日からの江原啓之さんも登場する。
偶然、立ち読みをしていて、この二冊が相補うかたちで、何か腑に落ちるものを感じたので購入した。
勝手に「神誥記」から一部を抜粋、掲載させて頂く。
宇宙人と地球人についてお教えください
さても下らぬ、詰まらぬ問いなり。さなる違いは明白ならずや。神と人との違いも明らか。
宇宙人とはあの世に生きて、地球を見守る者を言うなり。なれば神ともいうなれど、宇宙にあるも一つの比喩なり。
この世と次元の異なれば、地球を覆う宇宙なれども、地球と近き星とも言うなり。
なれど、宇宙に、空に輝く、目に見ゆ星にはあらざれば、人の考え想像にある、宇宙人とは異なるを知れ。
宇宙人とは神にあらねば、神と異なり、神に仕えて、神の働き代わりて行う、次元の高き霊体なり。
なれどこの世に送られて、地球の乱れを正すため、神に使われ、仕えるもあり。
神の命令、法則に沿い、神のことばを素直に顕し、自ら励みて、神と人とを結ぶみ役もその一つなり。
なれば多くの宇宙人たち、人と変わらぬ姿なれども、魂見れば、すぐにも分からん。
神には明らか、明白なれば、神も通信送りて伝えん。
宇宙人も魂を持っているのですか
さなり。なれども人と異なるは、元の魂、始めの魂。
もともと宇宙の作られしとき、始めに神の作りたれば、今の人よりさらにも古く、最も始めに作られし魂。
今の人類新しく、神の最後に作りし魂なり。なれば導く神々たちも、人に任せて、見守りおるなり。
上の記述を念頭に置いて、例えば、アダムスキーの「空飛ぶ円盤搭乗記」に出てくる金星人が「最も始めに作られし魂」として、アダムスキーが、昔々、金星から地球人として転生してきた「古い魂」であったとして、かつ、UFOに搭乗するシーンで地球肉体人間から魂の次元が元の金星の次元へと変わったとすれば、「空飛ぶ円盤搭乗記」がすんなり読める。
簡単に作れ、あらゆる病気を直す小さなツールを与えられるが、職を失うことを怖れた製薬業界と医師会が握り潰す・・・。
今までオーパーツのひとつとされてきたアンティキティラ島の機械も宇宙人から与えられたツールかもしれない。
ギリシャのブロンズや大理石の彫刻とともに、海中から錆び付いた状態で発見され、金属の大小の歯車を複雑に組み合わせた「アンティキティラ島の機械」と呼ばれる天体コンピューターが、ギリシャ文字から実はアルキメデスの作ったものだったというテレビ番組を視た。それが本当ならアルキメデスが作ってから舟と一緒に沈むまで150年間もの間、誰かが持っていた、あるいは天体観測に使用していたことになる。
これで表面的には一応オーパーツではなくなったことにはなるけれど、前3世紀のアルキメデス個人のヒラメキで太陽系惑星儀まで作れるのか・・・という、さらなる謎が生まれる。
アルキメデスより300年昔のピタゴラス以前でも以後でも太陽系諸惑星公転モデルの発想など記録が無い。
歯車製の置時計が生まれるのが西暦1575年で、地動説を唱え宗教裁判にかけられ、「それでも地球は動いている。」と言ったガリレオが没したのが1642年だから・・・。
こういうふうにアルキメデス一人の突出となると、話は飛躍するが、旧約聖書のモーゼ書に出てくる、短く簡素に記録された「神がモーゼに指示してアークを制作させるシーン」が頭の中に甦る。
モーゼ書が残っていなければアークは作者不明の伝説の兵器=オーパーツとなっただろう。
一対の黄金のケルビムのついたアークの中に納められた「十戒が刻まれた石板」が「天体コンピュータと同様の異次元の神秘の機械」なのかもしれない。
世界中の事象と同じく、ギリシャにもエジプト時代のモーゼに降りた神示と同じような「デルフィの神託」のようなものがある。ピタゴラスもエジプトまで出かけて行って、エジプトの神官から異邦人としては異例な秘儀を学んでいるし、アルキメデスも学んだとされるアレクサンドリアの大図書館の紀元前47年の炎上が古代エジプト文明以前の記録喪失のリセットボタンだったことは否めない。エジプトの神官によりパピルスに記された高度な文明の記録が、カエサルの引き起こした戦争で燃えてしまった。
今、もし、核戦争というリセットボタンが押されればどのようなことになるだろうか。
核兵器、原発はもちろん、DNA解読も臓器移植もクローン技術も遺伝子組み換え技術もパソコンもスマホも・・・いままで神の領域と言われてきたそのすべてが、その記憶すら無くなるだろう。
これらは「ホワイトハウス上空UFOの乱舞デモ」以降の、この数十年の産物である。
資本主義も共産主義もほころび、地球人類の倫理と経済と政治のシステムがテクノロジーの爆発的進化についていけてない。
政党もシャッターの閉まった商店街と同じだなとか・・・思っていると、穴の中に桜吹雪が舞い入こんできた。
四角い青空にトンビが舞っている。
気分転換に穴を出て,筍を掘って、三尺ささげの豆を植えよう。
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