奥四万十賛歌・龍窯展 |
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祝 奥四万十博 穴窯で赤松30トン、10昼夜の焼成。 | |
期間:2016年 2月20日(土)〜4月10日(日) 時間:AM 9:00〜PM 5:00 *木曜・定休 |
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〜白龍の歌〜 西暦2016年・ヨベルの年、自然霊は復活し、シシ神の聖地は蘇る。 八色鳥と赤ショウビンは東南アジアから飛来し、 梅雨の霧雨に濡れつつ抱卵し、大ミミズで雛を育て 農民は卯の花の開花とともに、香気のなか、稲の苗を植える。 無事に雛が育ち、稲は豊作を迎えますように。 我が松葉川の川筋は朝晩の大なる気温差で、白龍のごとく霧が谷を這う。 作品は作家の暮らす土地の森羅万象そのもの。 作家のまなこに映った自然霊そのもの。 日本一の御土・黄ノ瀬土、四国山脈の背骨で育った赤松30トンの木霊が壷と化す。 神韻渺渺、神韻渺渺。 たったひとつの壷の誕生で世界は変わる。 |
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出張!なんでも鑑定団 in 四万十町 讃歌 | |
西暦2016年2月14日(日)朝 3:00 起床。 2月12日に町報がポストに入っていて、派手なフライヤーが目についた。 25年前、日本の国津神様に結婚を報告するため、新婚旅行で伊勢神宮に参拝した。 私は北大路魯山人、荒川豊蔵、加藤唐九郎、金重陶陽という古陶復元の「新古典派」の次の世代、すなはち、高度経済成長期に力を付け、穴窯による自然釉を体系的に完成し、それを超える世代、杉本貞光と森陶岳の世代に属する。 古信楽の究極は白くかせた自然釉と言われるが、土門拳氏、出川直樹氏、辻清明旧蔵の壷を超える目標で日夜研鑽した。 |
森陶岳が復元した85mの古備前大窯についての武吉廣和の小文 |
龍窯(ロンヤウ)にはいろいろな系統と種類があって一筋縄ではいかない。 3500年前に殷でうまれた世界最古の窯のひとつである龍窯は、生まれた当初は長さ5mほど、たっぷりと掛った自然釉が確認されることなく、すぐに灰陶(カイトウ)という名前の、灰釉が施釉された陶器が焼かれる、合理的思考の中国に自然釉は無いように思う。 須恵部という集団により奈良、平安時代まで青磁と同じ還元焼成、炭化冷却という焼成法で、無施釉の、そして稀に自然釉のたっぷり掛った須恵器が焼かれた。 室町時代以降、産地間競争と政治制度により大量生産と薪の効率化を計るため、中世の龍窯(穴窯)は大型化を計る、分炎柱を設けて焼成スペースを広げ、あるいは双胴に、あるいは長大化してゆく。 しかし、芸術(浪費の別名)という視座で窯という存在をとらえると、古代中国で龍と神とは同じことから、龍窯は神の窯という意味になる。これは言い得て「妙」である。 |
2015年9月18日 西原議員への問責決議の時代的背景 |
私は建築を学んだが、陶芸家になった、1300℃の窯焚きの専門家である。 「9.11 WTC7は制御解体された・・・建築家・エンジニアたち」というこの動画を見て頂きたい。 2001年9月11日から世界は変わった。 |