西暦2017年 謹 賀 新 年 展
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穴窯で赤松30トン、10昼夜の焼成。

期間:2017年 1 3日(火)〜1 31日(火) 時間:AM 9:00〜PM 5:00 *木曜定休日
会場:ギャラリー 龍窯
   〒786-0097 高知県高岡郡四万十町日野地326
  <ギャラリー龍窯 地図>
   Tel&Fax/0880-23-0054
   作家携帯/090-4506-0572
   ● 龍馬空港からギャラリー龍窯まで 車で1時間半。
     四万十町中央ICより 車で25分、松葉川温泉 手前1kmに看板あり。


昨年はヨベルの年ということもあって世界の様々な真実、特にブッシュによる9.11の偽旗と、ハイチ人工大地震、3.11人工大地震と、ヒラリーとオバマによるイスラム国設立の真実・・・そして国際銀行システムの真実が公になり、まさに世界が政治的に覚醒した年であった、その象徴がトランプの大統領当選である。
命を懸け真実を明らかにしてくれた多くの義人達、なかでも獄中のマニング氏と暗殺ぎりぎりのアサンジ氏とスノーデン氏の功績は大きい。

サウジ以上の原油埋蔵量を誇るベネズエラに対してアメリカが起こした驚くべきハイパーインフレと飢餓に学び、日本の食糧自給率37パーセント、日高のような有数の穀倉地帯への人工台風?被害、さらにTPP、農協解体、モンサントによる日本市場化・・・という現状認識から背筋の凍る思いを禁じ得ない。

我が奥四万十の自宅もイノシシと鹿による食害対策をきっかけに2015年正月から始めた窯場周辺の竹薮の伐採・開墾とシシ垣作り、出た石による駐車場の拡張も2年間で終了、昨年5月からニワトリ5羽も飼い始め、在来種大豆ハチマキや椎茸栽培も復活させ、マクロシフトしてゆく世界の動向に対応しようと懸命である。
この年齢で微力ながらも水上勉や菅原文太のように自然農法での自給自足の方向へと進んでいる。
高知県奥物部神池の在来種大豆ハチマキプロジェクトも進んでいる。
上部構造が完成期に入った自然釉陶芸家としての、下部構造の構築である。

イエスの謎 ー魔術師か神かー になるまでの18年間

エドガーケーシーの80年前の予言(1944年リーディングNo.3976-29)で「ロシアが第三次世界大戦を防ぐ」というのがあり、まさにここ数年それが起こっていると思うので、それに関連してエドガーケーシーのリーディングからイエス・キリストにまつわるリーディング記録を抜粋して書かせて頂く。

B.C.は紀元前を表す記号で「Before Christ」の略である、A,D、「Anno紀元 Domini主」の西暦1年は6世紀頃にローマの修道士ディオニシウス・エクシグウスによって考案された、キリストの誕生した年であるということになっているが、現在では疑問視されている。この2000年間はイエス誕生が地球という惑星の基準になっている。
写楽が謎だったり、俵屋宗達が謎だったり、シェークスピアが謎だったりするように、イエスも謎である。新約聖書にイエスが描かれているのは、イエスがヨルダン川でヨハネから洗礼を受け、鳩のような精霊が下り、精力的に伝導を始め、人類史上、空前絶後の奇跡を起こし、33歳?で磔刑になり、そして復活するまで、たったの3年半という短い期間である、友人のキリスト教の熱心な信者にきいても知らないという。
イエスの身近には3年間も12使徒が居たのだから、皆がイエスのキャリアについて質問しなかったはずはないし、イエスも教えなかったとはとても思えない。一体、どんな修行をして、病気直しや死者を生き返らせることが出来たのだろうと思う。30歳以前の聖書の記載は、ルカ伝2:40~52に12歳のときのエルサレムへの家族旅行での描写があるのみで、12歳から、ヨルダン川に現れる30歳までが謎の空白の18年間ということになっている。
鎌倉時代から江戸時代初期までの約400年間、土佐に窯が一基も無かった謎を実際に古窯を打ち「古土佐の世界」で10年かかって解いたように、これからイエスの青春について書こうと思う。受け入れがたい内容かもしれないですので、これを読まれる方は、テレビ番組の「都市伝説」程度と思って楽しんで下さい。

「眠れる予言者」エドガー・ケイシー(1877-1945)のリーディング(催眠時のアーカシック・レコードの読み取り)は7000件以上が失われてしまったが、記録に残っているものだけでも14000件に達するという。
長生きはするもので、インターネットのおかげで、こんな山奥にいても、エドガー・ケーシーのリーディング記録というものの検索が自分1人でできてしまう。
予言が実現したごく一般的かつセンセーショナルなものの例として、1947年のグノーシスのエッセネ派の「死海文書の発見」と1996年のアレクサンドリア遺跡発見がある。エジプト、プトレマイオス朝の首都であり、クレオパトラの時代と、その死(紀元前30年)の五十数年後のイエスの遊学時代の世界一の大都アレクサンドリアの海底遺跡発見がケーシーの予言実現の例として今回特に重要なこととなる。
エドガー・ケーシーのリーディングの記録は、過去はアトランティス時代の文明の詳細にまで遡行し、ビュルム氷期以後の各古代文明の各々の詳細、ケーシー生存当時の様々な事象、そしてはるか未来にまで至る。
ケーシーが未来に転生して後、未来では一般的な移動手段になっている飛行艇に乗って地殻変動後のアメリカ上空を飛びながら、エドガー・ケーシーだった頃の自分の痕跡を捜すシーンのリーディング記録までもがある。
その膨大なリーディング記録の中から、イエスの青春に関するものの一部をネット上からピックアップして簡単に書き写すと、ざっと以下のようなことになる。

 < イエスの青春 >


イエスの誕生は「・・・イエスは、3月19日に生まれた。ユリウス暦<B.C.45年にユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザーのこと)が制定>の4年。」とあるので今の西暦4年3月19日にイエスは生まれたことになる。

西暦4年3月19日にパレスチナの貧しいユダヤ地区の家畜小屋で誕生。
  カーメル山のエッセネ派の神殿でアンナと高位の神官による祝福の後、ガリラヤ地方のナザレに帰郷。
  その後エジプトに移住。(5年間)
  ナザレに帰る。
  マリアとヨシイ(マリアの侍女)によりモーゼの掟や天文学、世界についての情報を教育される。(12歳まで)
西暦16年(12歳)エルサレムへ家族旅行。(ルカ伝2:40~49)
西暦17年(13歳)預言者ユディ(女性)の許にやられ予言を学ぶ。
西暦20年(16歳)ユディに、まずペルシャ、次にインドへやられた、
  最後にエジプト(プトレマイオス朝)に行き寺院の僧侶たちから教えを受けた。

 ー以下、具体的なリーディング記録の一部ー

1937年11月6日、ケイシーはある婦人のためにリーディングを行った。
目が覚めると、ケーシーはただちに婦人のもとへ行き、ひざまずいた。
意識が蘇ってくるとき、彼は主とともに歩いていた。主は彼の肩の上に手を置かれた。
ケイシーはこの婦人が主にとって大切な人であることを感じた。それを確かめるためにおこなった次のリーディングによって、彼女がイエスのエッセネ派の教師、ユディ(ユデト)であることがわかった。
パレステチナ時代のことよりも現在の事象に関わることをリーディングしていたので、彼女がユディの転生であることに気がつかなかったのだ。
・・・
質問:「イエスがパレスチナに滞在しているとき、ユヂィとは近い関係にあったのですか。」
 答:「その(転生における)時期においてユディという実体は教師でした。
   近いだって?とても近くて、心と目的は伝統的といってもいいほど近かった!実体は主をペルシア、エジプト、
   それから、そう、インドへと送りました。そうして主は行動において完全な知識を身につけたのです。
   それは道となり、真実となりました。」
質問:「パレスチナにおけるイエスの教育について教えてください。どんな学校に通ったのか、どれだけの期間、
   何を学んだのか、そして何という名で呼ばれていたのか、教えてください。」
 答:「パレスチナで勉強をしたのは、エルサレムの神殿に滞在した期間のみです。
   つまり聖書のルカ伝に書かれているように、ラビ、すなわち教師に囲まれているあいだだけのことなのです。
   教育期間のほとんどはペルシャ、インド、エジプトですごしました。
   イエスの当時の呼び名はいつもイェシュアでした。」
質問:「ユディがイエスに何を教えたのか、つまり、どこで何のテーマを教えたのか、
   外国で何を学ばせようとしたのか教えてください。」
 答:「預言ですよ。どこでか? そ れは彼女の家です。いつ?それはイエスが12歳から15、6歳のときまでです。
   それからペルシャへ行き、インドへ行きました。ペルシャに滞 在しているとき、イエスの父が死にました。
   エジプトにはヨハネが先に行っています。
   そこへイエスが加わり、ふたりでピラミッドのなかや寺院でイニシエーション儀式を行いました。」
質問:「ユディは外国でイエスが何のテーマの学習をするのか、プランを持っていたのでしょうか?」
 答:「あなたがたが占星術と呼んでいる学問です。」
質問:「インドではだれのもとで学んだのですか?」
 答:「カフジャンです。」
質問:「ペルシアでは?」
 答:「ジュンネルです。」
質問:「エジプトでは?」
 答:「ツァルです。」
質問:「インド、ペルシア、エジプトではどんな教えを受けたのでしょうか?」
 答:「インドでは、メンタル面と同様肉体に関しても強くするため、身体を浄化しました。
   ペルシアでは力を合わせる術を学びました。
   それはズとラの教えです。エジプトでは、寺院の中ですべての教えの基礎を学びました。」
質問:「ユディがいるときのイエスの大きな事件は何ですか?悪魔祓いとか、ヒーリングとか、5千人を食べさせるとか?」
 答:「ティーチングですね、5年にも及ぶ。」
質問:「磔刑や復活のとき、ユディはその場にいたのですか?」
 答:「いえ。霊として、つまり心の中にはいたのですが。思い出してください。
   ユディはまるで肉体なしにいろんなところに現れているように見えるのです。」

 < イエスの教師ユディとは >・・・さらなるリーディング記録から

女の子ユディはイエスが生まれる24年ほど前に生まれた。
ユディは静かな環境で神を体験し、霊的生活をするなかで学び、エジプト、ペルシャ、インドについて学び、歴史、物語、口伝により伝えられた伝承を、それまでのペルシャの方法ではなくエジプトの方法で、記録、保存した。
ローマ帝国によるユダヤ民族支配抑圧のなか、ユディは最後の頼みの綱になっていた。
そんな時、東方から賢者たちが来訪した、ひとりはペルシャから、ひとりはインドから、ひとりはエジプトからやってきた。
賢者たちはユディから多くを学び、そのことを王に報告した。
すこしあと、御子がエジプトに逃れたあと、ヘロデ王はエッセネ派を警戒し、御子を殺すため、幼児抹殺令を出した。
洗礼者のヨハネの母とイエスの母マリアはいとこ同士でエッセネ派、イエスの教師ユディはローマの抑圧のなかメディア人、ペルシア人、インド人と交易し、サネイドやブラフマー(バラモン教の創始者、輪廻転生を説く)、ブッダの影響を受けた。

ユディはエジプト社会とユダヤ社会とを比較研究し女性の地位向上と愛による魂の救済を教育した。
ユディの活動はある人々の敵愾心をかきたて、ナザレ派の人々やイエスに従う人々、また使徒たちへの迫害がおこった。
ユディは肉体に無数のムチを受けながらもイエスの誕生から67年間を生き、91歳の長寿を全うした。
ユディは死後ますます尊敬された。
エッセネ派の神殿のあったカルメル山から、アンティオケア、エルサレム、スルミナ、フィラデルフィア(現在のアラシェヒル)の発展をもたらした。
死海文書のなかにはユディが書いたものがあるとリーディングの中では語られている。

 ーリーディング記録から、さらにイエスの全貌を俯瞰するとー

イエスは30回ほど転生しているが主なものをあげると以下のようになる。
 アミリウス:アトランシス時代、キリスト魂を最初に受肉した。
   アダム:最初の人の子にして神の子。
   エノク:洪水後の族長。
  ヘルメス:トートとも呼ばれた賢人。ピラミッド(10500年前、ギザのピラミッド)の建設者。
メルキゼデク:大祭司でサーレムの王。
   ヨセフ:ヤコブの子でエジプトの王子になった。
  ヨシュア:イスラエル人を約束の地へ導いた戦士。
   アサフ:音楽の監督。
 イェシュア:大祭司で神殿を再建した。ケーシーによれば聖書の編纂者。
   ゼンド:ゾロアスターの父でゼンド・アヴェスタ(最後の審判・天国と地獄が内容に)を編纂した。
   イエス:キリストとしてat-one-ment(贖罪)を達成した。
ただし「イエスの重要な転生を教えて下さい」と問われ、ケイシーは「アミリウス、アダム、メルキセデク、ゼンド、ウル(北欧神話の神?)、アサフ、イェシュア、ヨセフ、ヨシュア、そしてイエス」と答えている。

 ーイエスとケーシーとの関係・・・リーディング記録からー

イエスの前世とケイシーの前世とが交差する瞬間があった。
かつてケイシーはユールト(Uhjltd)という名の族長としてペルシアに転生した。
ユールトが瀕死の重傷を負ったとき、たまたま通りかかった娘が彼を助け、看病した。
ユールトには彼女がエジプトでイソであったことに気づく。
イソはラ・タとイリスのあいだにできた子供で、ユールトの前世で双子の魂だったのである。
彼は看病してくれたこの娘と結婚し、生まれてきた子供がイエスの前世の一つであるゼンドだった。
ゼンドはゾロアスターの父だった。
エリアはエドガー・ケーシーの転生の一つとリーディングで明らかにされたが、つけあがるといけないから本人にはつたえなようにと付け加えられた。
エリアは私が思うに旧約聖書の中でもエース級の預言者で、B.C.875年頃メシアを迎える為にカルメル山に予言者の学校を作った、それがエッセネ派のはじまりであるとリーディング記録にある。
エッセネ派は800年以上先を見越して・・・メシアを迎える準備をし、完遂し、そしてミッションが終わり、全滅、痕跡すら残さず歴史から消える・・・私(武吉廣和)も言葉が出ないほど驚いてしまう。

アーカシックレコード読み取りで、ケーシーをシュタイナー同様に信頼する私にとって、エリア以来存続したエッセネ派に該当する聖書の記載は、綿々たる預言者の系譜以外、全く見あたらないことは、本当に不思議なことだと若い頃から思っていた。
西暦66年~74年のユダヤ戦争でクムランの断崖上の岩山の砦をローマの大軍に包囲されたエッセネ派は死海文書をクムランの断崖の洞窟に隠し、集団で身を投げ、歴史上から消える。
その後のイエスの教えへのローマ帝国の弾圧の継続にもかかわらず、イエスの教えはゲルマン人やゴート族にまで広まる。

とうとうキリスト教徒が皇帝に委任され皇帝となる、そのテオドシウス帝により最高神ユピテル(英語名ジュピター)が廃され最高神がイエス・キリストになる、そしてキリスト教が西暦388年にローマ帝国の国教となる。
しかしその頃にはグノーシスのエッセネ派の古文書はとっくの昔に外典として排斥、焼却され、輪廻転生も否定され、アリウス派も権力闘争の過程で異端とされ三位一体論のキリスト教となる、395年にローマ帝国は東西に分裂し衰退してゆく。

モーゼの率いる民・・・そしてダビデの国はヤハウェを祭り、ソロモン王の時代にヤハウェ(エホバ)の壮麗な神殿を建設する。ソロモンの王国は栄華を極め、それと同時に300人の妃のそれぞれのふるさとの国の宗教を祭ることも寛大に認めた。(これがヤハウェの怒りで紀元前586年のバビロン捕囚で亡国の民となり西暦1948年のイスラエル建国宣言で第一次中東戦争が起こるまでの2534年間、ユダヤ人が世界を流浪する原因とされる。)
以後、ヤハウェ以外の神々を祭る王が代々続き、度重なる預言者による警告にも止まず、ついにヤハウェの怒りを招き、イスラエル陥落、ユダ王国のバビロン捕囚と悲劇が続くなか、預言者エリアの始めたエッセネ派は神はヤハウェのみという一神教の伝統と、ヤハウェの預言者の系譜を純粋に真っ直ぐに受け継いだ、そして、カルメル山のエッセネ派のクムラン教団から救世主イエスが生まれる。
聖書で死者を蘇らせた記述のあるのはエッセネ派を設立した預言者エリアとイエスだけである。
輪廻転生については、マタイによる福音書6-12の記述でイエスの祈りのなかの「負い目」とは「輪廻転生のなかで我々が犯して来た過去世のカルマのこと」との説がある。
そしてイエスは人々のアーカシックレコードを瞬時に読めたという説がある。ケーシー財団に残されたリーディング記録からは、我々人間は本来・・・神である、光である・・・というグノーシス思想のエッセネ派のクムラン教団で育ったイェシュア少年が、ユディの交易・人材ネットワークで諸国を遍歴し智者達に学ぶ姿が想像される。
これでイェシュア少年がヨルダン川でヨハネによって洗礼を受けるまでの謎の18年間の成長記録が明らかになったと、
私(武吉廣和)個人は納得している。

 ー隠されたもので、露にされないものは何も無いー

アーカシックレコードには当然、過去だけでなく未来も記録されている。
イエスは旧約聖書に記録されているメシアの預言を3年あまりの短い期間で、ロバに乗るような些細なことと思われるような、旧約聖書のメシアについての預言の詳細に至るまでも、いちいち人々に確認させて体現したことが記録されている。
ユディとイエスの関係での「預言を教えた」と「伝統的」とは「旧約聖書に記された預言を全部踏んでメシアとして体現すること」だと思う。
予言については、一定以上の数の人々からの宇宙創造神への真摯な要請(祈り)があれば未来は変えられると私は思っている・・・地球に衝突する予定だった小惑星の軌道を逸らせ、成就しなかったノストラダムスの予言のように・・・。

シルディ・サイババは1918年に他界する時、8年後の転生を予言し、予言どうり8年後の1926年にサティア・サイババとして転生した。サティア・サイババは2020年に94歳で他界し、8年後にマイソール州のグナバルティ村に転生し、21歳のとき過去世を思い出し、プレマ・サイババとして・・・と予言していた。
予言は変更され、2011年にサティア・サイババは86歳でこの世を去ったが、8年後つまり2019年にプレマ・サイババとして、カルナタカ州の・・・と予言している。この転生宣言の変更も、人類の行為から発生するような、なにか子細があってのことだと思う。
2019年はもうすぐである、しかし、生まれても転生が本人から宣言されるのは20歳頃になったりするので、生まれてすぐにマスコミに察知され、各国からレポーターが殺到して国際ニュースになるようなことはないだろう。
イエスの時代と基本的には何ら差異の無いものの、16400発もの核弾頭と430基の原発が稼働中というこの狭い地球上には、イラクのモスルやシリアのアレッポや南スーダンのような全面核戦争のトリガーになり得る戦闘行為がいくらでもあり、現在の一触即発の危機的状況では、サイババの転生は地球の平和のためには希望になるし、喜ばしいことである。

ルドルフ・シュタイナーは神智学協会ドイツ支部長だった時、自分でアーカシックレコードを読んで、「インドの奥地で発見された少年、クリシュナ・ムルティ」がイエス・キリストの転生ではないと主張し、会長だったアニー・ペザント(神智学協会設立者ブラバツキーが後継者として指名)と対立、神智学協会を去って人智学協会を設立した。

アメリカの多くの州では、同性愛、同性結婚、人工授精、人工中絶、臓器移植、臓器売買、遺伝子操作による人工細菌、人工植物と人工動物、人工ホルモン、人工薬物等々が合法化される流れにあり、科学を悪用した原水爆、レーザー兵器、気象兵器、地震兵器、プラズマ兵器・・・HAARP、CERNをも含めて、今の人類にはアトランティス沈没期のツーオイ石を乱用するような事態が起っている。
そうして、上位62人の資産が下位36億人の資産と同額になるという格差社会が生まれて、中間層が消え貧困層の拡大が生まれ、当然の結果として、信者が経済的に教会と牧師を支え,維持することが出来ず、毎年、何千ものキリスト教会が閉鎖され、不動産会社により売りに出されているが、なかなか買い手がみつからないという厳しい現実がある。

この21世紀は、進化のプロセスで、かき混ぜ、濁った水が沈殿して澄むような「浄化」とともに、量子力学によって科学と宗教が出会い、量子コンピューターの出現で、さらに新しい宗教科学、あるいは宇宙標準の宗教というものが生まれてくる。
例えば、仏教、キリスト教、イスラム教、神智学、人智学等々・・・を体系的に総合し学習して未来社会への明るい展望を探る学習能力のある人工知能の出現による宇宙の真理解析のようなものである。
これが21世紀が精神文明と言われる由縁であろうと思っている。
真の芸術とは本来、宇宙標準の宗教と表裏一体である、そういう意味で芸術は宗教の母である。
私の陶芸はそうした一翼を担うものという高いモチベーションと心意気でやっている。




キリストの再臨とは2000年前のナザレのイエスが、その頃の姿のままで、再臨するのではなく、キリストなる真理の大光明が、宇宙の法則そのものの科学として、はっきりこの地球界に現れる、ということだと思う。
肉体界に生まれたイエスが病人を癒し、死人を蘇らせ、磔刑という究極の激痛死を公開体験したのち、三日間で肉体を再構成して墓の中から霊人として復活し、弟子たちの中に突然出現して、槍で刺された穴まで触らせてみせるという偉大なミッションを果たしたのも、人間の魂は不滅で次元上昇・下降を繰り返しつつ進化というものを続けているという真理を我々に実際に証明して見せるためだったと私は思っている。

 ・・・あとがき

「人間は本来、神であり光である」というグノーシス思想と、「人間は本来、神の分霊(わけみたま)であり光りの一筋である」という日本の古神道の思想とは同じである。
そしてなぜか徳川家康の戦場での旗のキャッチコピー「欣求浄土 厭離穢土」がぴったりする。
グノーシスを芸術で表現するとフラ・アンジェリコ、レンブラント、バッハ等々の作品を思い浮かべれば分かりやすいと思う。
そして、老子やババジと同じ謎の存在のヒマラヤの聖者(モリヤ大師)からのミッションでブラバツキー夫人が著した宇宙規模の惑星の進化の歴史と、宇宙の真理と宇宙の法則の体系である神智学と、自分でアーカシックレコードを読んで分派したシュタイナーの人智学とも、グノーシスは合致する。

現在、ヨーロッパでは、学校をいくら作っても足りないほど成功しているシュタイナーやクリシュナ・ムルティの学校、インドで成功しているサイババの学校教育と病院は、ともにグノーシス思想で構築されている。
明治時代、徴兵制度から始まった日本の学校教育制度の「現状維持」は、世界から取り残され、あの国連からも非難されている。日本の文部科学省は封建統治の障害になるグノーシス思想をローマ帝国と同じく受け入れず、フリースクールのシュタイナー教育でも「宗教」の部分は頑として許可しない。シュタイナーは「宗教のないシュタイナー教育はシュタイナー教育ではない!」と、はっきり断言している。

友人たちから様々な書籍が送られてくる、日本の天皇家はイスラエルの失なわれた12氏族のひとつ、エフライム族であるとか・・・聖徳太子と光明皇后と空海は景教を信じていたとか・・・これらの書籍は綿密な資料と考古学と最先端の遺伝子解析等々が元になっている労作で、ほんとうに面白くて勉強になる。
日本の神道がユダヤ教であり、秦氏がイスラエル人であり、聖徳太子が景教で聖武天皇が仏教で、その妃光明皇后が景教で、信長がキリスト教で家康が仏教で武士は儒教で・・・。
明治からは国家神道でキリスト教が復活、庶民信仰は古神道が復活し、天理、黒住、大本教へと、そして大本のながれの日月神示が現在注目されるのは、やはりグノーシスであるからだと思う。

ユディはあれだけの「実体」だったわけであるから、・・・ローマ帝国での聖書編纂過程でユディほどの存在を抹消しようとしてもなかなか困難だろう・・・正典の中に描かれている可能性がないというはずがないと思い、捜した・・・マグダラのマリアこそがユディに該当するのではないかと私は勝手に推定している。
「教師」を「元娼婦」に、年齢とキャリアをすり替えられ、貶められたと考えればよく分かる。
1945年に発見されたナグ・ハマディ写本のなかの外典「マリアの福音書」はエジプト語でパピルスに書かれていて、マグダラのマリアであろうマリアは、24歳年上のようには日本語に翻訳はされてはいないが、ユディのようにイエスからの信頼の点で突出した、聡明で気丈な女性である。
失われた7000件のリーディング記録にはポルトガルのファティマの予言のように「エドガー・ケーシー存命当時のアメリカ社会では発表するにはあまりにもリスクが大きすぎる部分」即ち、封印された部分も含まれているのではないかとも思う。

*リーディング記録/No.3976-8
ヨーロッパは解体された住宅のようなものです。
数年前、偉大な人民達はごく少数の人間の満足と喜びのため、あらゆる人権が無視されて踏み潰されるような経験を受けました。そしてある国の人民は再び生まれ変わる経験をし、世界、そしてヨーロッパという政治・経済国家の多くにとって悩みの種になっています。

 質問:その国の名前とは・・・?
 回答:ロシア

*エドガーケーシーの1944年のリーディング記録/No.3976-29
ロシアから、世界の希望が出てきますが、これは共産主義、あるいは共産党系過激派ボルシェビキなどと言われているような意味で言っているのではありません。
いや、私が言おうとしているのは、自由です。
そう、自由!それぞれの人間が、自分の周りの人間のために生きるということです!指針が生まれました。
結晶化するまでには数年はかかるでしょう。
しかしロシアから再び、世界の希望が出てきます。

 

 

 

 

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