<オリックス大藤風力発電計画模型を作り終えての感想>
2019年10月25日、4:00起床、昨日は雨で今日はひとりで高ノ峠様の刈り上げと神社の拭き掃除、急いで書く。
明日は氏神様の神祭。
2019年7月16日に四万十町役場の企画課に行き「オリックスの大藤風力発電計画は日本最大級のビッグプロジェクトということなので、こちらで計画全体の模型あるいはパース(設計完成図・残土処理計画図)を見せて頂きたい」と言った。職員の答えは「なんにもありません。
8月2日までの縦覧期間中のみ一階に置いてあるオリックスが作った方法書だけです」ということで1階入り口のロビーでオリックスの「方法書2冊」を本屋で立ち読みするように10分ほどで斜め読みし、必要な航空地図と風車からの教育施設等との距離図と風車施工図の4ページをコピーして頂いた、職員は好意的で無料だった。
この方法書には邪悪なことに著作権という今まで出会ったこともない不可解なシロモノが設定されている、つまり狡猾な隠蔽である。高新も中尾町長も議長もグルなので、町民は知らず、知った町民がもし居たとしても、回し者以外、情報拡散できないようになっている。
そして、住民の不利益になる情報はことごとく隠蔽して、さも法的手順を正しく踏んで、さも住民とのコンセンサスを取り付けたようなインチキを連続技でやっている、れっきとした犯罪である。
そして情報公開して町民に周知させるチェック義務と、負うべき行政責任が本来あるはずの行政の企画課の課長は「オリックスのやってることだから何も知らない」そして土木建築課の課長は「そんな話はまだここまで降りてきてないから全く知らない」と言った。
反対署名活動中も住民でオリックス大藤風力発電計画の存在を知っている人に出会ったことはほとんど無かった、高新にも一度小さく載っただけだし、あたりまえ。四万十町の住民はもちろん、大正地区住民1,690人の命と健康と財産を守ることが中尾博憲町長のもと四万十町役場職員全員による行政の最大のそして最重要使命であると私は思っている。
オリックスはあの有名なパナマ文書にも載っている脱税企業だし、あまりの残虐さゆえに世界的に禁止されているクラスター爆弾製造企業にこっそり投資していたことも2014年に暴露された邪悪企業である。
行政という責任のある役場全体がそのオリックスの下僕になりさがって、みんなでヘコヘコしていることに仰天した。
それから大正支所でも同じ答えをいただき、1/25.000の大正地域地図を有料でコピーしていただき、地図の等高線と標高表示を基に地図制作者の標高線書き入れミスを補正しつつ、徹夜で作業を続け10月19日に1/25,000の立体模型が完成した。
45センチ×84センチ、厚さ5ミリのカラーボード6枚と両面テープとデザインカッターを百均で購入しただけなので千円程度の材料費で出来ている。
1/25,000地図だから等高線1本が標高10メートル間隔で、模型での1ミリが実際の現地での25メートルに相当する。
ボード厚が5ミリなのでボード1枚が125メートルの標高を表現している。
一番下の青色のボード上面が海面で標高基準の海抜0メートルということ。
大正役場支所の標高は150メートルなので大正役場商店街は5ミリ厚白ボード(標高125メートル)に1ミリ厚(25メートル)を足して貼っている。風車の立つ一の又山塊の山頂と稜線の平均高度は標高500メートルなので白パネル4枚目の上面の赤い等高線で表示している。不要な最北東部分のディテールは省略した。
長い模型製作期間を終えて感じたことは、
「範囲があまりにも広い!これじゃあ住民たちには見せられないワ!黄色の線が事業実施想定区域なら、ほとんど山塊全体の樹木を丸刈りにする、そしてその木材を売って一儲けしたあと、それから、稜線という一番さわられん首をちょん切ってほたくることになるじゃいか!これじゃあ山の神への追いはぎ強盗殺人じゃいか!山の神が怒り出すぞ!で、模型を見た千人が千人みんな怒り出すとんでもない計画ダ!」ということ。
「町長にも役場職員にも、議員たちにも、住民たちにも、全貌も詳細も、何もかもひた隠しにしてことを進めろ!安倍晋三、麻生太郎、小泉純一郎の国策と言え、風車病なんてそんなもん無いと言え!とりあうな!そして400億円?プロジェクトの1/3の133億円?の補助金をものにしろ!」と、宮内義彦が担当の部下に叱咤激励したということは私の妄想だろうか。
このオリックス大藤風力発電計画は、国よりも多国籍企業が権力を持つというTPPが2018年12月30日に発効、木材ぼったくり森林法改正もなり、「おれは国民のふたりにひとりは殺すぞという適正人口6千万人説の」小泉進次郎環境大臣就任もなり、今回11月の高知県知事選で大阪の邪悪な松井知事のもと副知事をやっていた濱口省司高知県知事就任?という舞台セットと配役のもと、「悪神を立てて悪神で倒す」という日月神示のひとつの場面ということ。
そしてさすが広島長崎原爆のプルトニュウムとポロニュウムを精製したモンサントと並ぶオリックスだけあって洗練された音響兵器だなあ・・・ということ。特に、馬ノ助神社両翼のV字型風車配列は、さまざまな超低周波音の干渉増幅により千葉沖での三角波のような強力な超低周波音が生まれそう、まさに超低周波音響砲というべきか・・・。
今回の日本最大級の3,000万キロワット49基の風車が2026年にフル稼働を始めると、大正町商店街・四万十高校・大正中学校・田野々小学校・認定こども園たのの・グループホームあゆ・大正診療所・大正老人福祉センター・デイサービスセンター百年荘・北の川中学校・北の川小学校・北の川保育所・大用中学校・大用小学校・大用保育所のある最近辺が風車群から4キロメートル圏という超低周波音による健康被害が予想される危険ゾーンにすっぽり入る。
一番被害を被るのは道の駅大正とヤイロチョウ館はもちろん、一の又渓谷温泉のあるつづら川地区とかっぱ館ホビー館のある打井川地区と希ノ川地区と方魚地区と住次郎地区と大屋敷地区の住民たちである。
彼等は超低周波音被害のことはなにも知らされていないので、これではいけないと、今回の12ページの個展フライヤーを2,000部、自費で郵送させて頂いた。
ざっと計算してこの4キロ圏に1,000人の住民が暮らしているとして、その2%(20人)から5%(50人)の住民が風車病で不眠症ストレス症候群を発病して最終的に死、あるいは家屋敷・田畑・墓を捨てての転居に追い込まれる。そして若い人が帰ってくることもないし、出てゆく人はあっても新たに移住者が入って来ることは無いし、地価は下がり・・・・・今の喜び勇んで暮らす平和な日々は失われる。
風車から発する低周波音と超低周波音は人間の耳には聞こえないが2キロとか4キロはほとんど減衰せず、建物は貫通し、山々は迂回して遥か遠くまで届く、4キロ以上あれば安全ということでは絶対ない。
9月7日の役場での勉強会で市川守弘弁護士が言った「電気は足りてるし、やってるのは原発企業だし、地元にとっていいことは何もない」。日本最大級ということは奥四万十の我々は日本最大級の山岳型音響兵器の実験モルモットということ。実際にイラク戦争では移動型音響兵器は36機使用された。
今我々のいる、この三次元の物質界は、すべて波動で出来ている。
このような一日24時間地獄の音に苦しまねばならない村と、DNAを癒すソルフェジオ周波数の聖なる音に包まれた村と、あなたはどちらに住みたい?
大藤風力発電と今の山風力発電に反対する会を立ち上げました。 事務局/武吉貴子 |