ガイアリーフと茶碗

自然釉は奥が深い。
燃料の松の薪が焚き口で燃える。
そしてそのかすかに生じた灰が炎の流れに乗って作品にかかる。
その灰が融けるか融けないかのわずかな温度帯で5〜6昼夜ロック出来れば、
そして強還元雰囲気を持続出来れば、
純白に輝く、雪の如き自然釉が形成される。
10昼夜、30トンの赤松による焼成。